お笑い芸人は世代分けされてるのに何故アーティストは世代分けされないのか だったら俺が決めてやる[前編]
最近テレビを見てると大体の番組がお笑い第7世代特集!みたいなのやってるじゃないですか
まずお笑い第7世代って霜降り明星のせいやがラジオで言ったことから広まった言葉なんですよね
けどその前からネットでお笑いを世代別に分けてる人も多くいて
多分せいやもそこから着想を得て自分たちのことを第7世代と言い出したと思うんです。
なのにアーティストには第7世代がいない
第7世代どころか世代分けされてないんですよね。
90年代とか2000年代で区切ってる人はいるんですけど第◯世代という分け方をしてる人は調べてもいませんでした。
なので自分が勝手に分けたいと思います。先駆者です。もし第7世代アーティストって言葉が流行り出したら先駆者である俺を崇めて奉ってください。
まずルールとしては
①芸歴関係無くアーティストがブレイクした年を基準に決める
②自分が知ってるアーティストかつ大衆が知ってそうな人を中心に選出
③バンド中心、アイドルはあまり出てこない恐れあり
こんな感じで進めていきます。
それでは参りましょう。
第1世代(1960年代〜70年代前半)
主なアーティスト
やたらザ・が付くやん
この時はグループサウンズと呼ばれる音楽がブームでした。
この3バンド若い人で知ってる人はまずいないだろうし、ドリフターズってバンドじゃなくて芸人でしょ?って言いたくなる気持ちは分かります。
元々ドリフはバンドでビートルズの来日公演の前座を務めたこともあるくらいの人気を持ってたんですよね。そこからお笑いにシフトして伝説を作り上げることになります。
スパイダースはボーカルが堺正章
タイガースはボーカルが沢田研二と
後にソロになって芸能界で輝かしい実績を残す2人がボーカルとして活動してました。
第2世代(1970年代中盤〜1980年代前半)
主なアーティスト
レジェンドばかりですね
この年代から演歌やフォークソング、ビートルズから影響を受けたグループサウンズから日本独自のポップとロックが生まれます。
当時は英語詩ばかりだったロックバンド、日本語の歌詞を多用する歌を作り上げて日本語ロックを作り上げたと言われるはっぴいえんど、メンバーを調べてみると全員その後の日本の音楽界に革命を起こし続けたメンバーしかいません。詳しくはググってくれ
そして今も前線で活躍するサザンオールスターズや松任谷由美、中島みゆきらは今のJPOPを作り上げたと言っても過言ではありません。この人たちがいなかったら今のJPOPは大分違うものになっていたのかも
第3世代(80年代)
主なアーティスト
本当はもっとたくさんいるのは知ってますよ
ユニコーンやジュンスカ、松田聖子や中森明菜みたいなスターアイドルもこの時代に活躍してました。
ですが、この3組に絞ったのは純粋に俺が好きなのと、後世に与えた影響がめちゃくちゃ大きいからです。
BOOWYは氷室京介と布袋寅泰を中心に結成されたロックバンド
メイクをして髪を掻き上げる派手なビジュアルはその当時とても新鮮でした。
そしてビジュアルに負けない音楽性、氷室の歌、布袋のギター、埋もれがちですがリズム隊の2人の実力もめちゃくちゃあるんですよ。
そんなスターバンドBOOWYはわずか7年の活動で解散。解散後も再結成する事はなくそのまま伝説になりました。
やべえBOOWYのこと書きすぎた。
ブルーハーツと尾崎についても語らなきゃなのに
気を取り直して伝説のパンクバンドのザ・ブルーハーツ
こちらも後世に与えた影響は大きく、パンクを全国区に持って行った功労者でもあります。彼らの音楽は何かに大して怒りをぶつけるだけではなく、時にやさしく寄り添ってくれる、聴くと元気になれる名曲をたくさん作りだしてきました。
今でも多くの方々にカバーされたり、CMなどで耳にすることも多いのではないでしょうか
そして尾崎豊
盗んだバイクで走りだし、夜の校舎窓ガラスを壊して回った10代のカリスマと呼ばれた男
26歳という若さでこの世を去りましたが、死後20年近くたった今でも、多くのアーティストに影響を与え、愛され続けているアーティストです。
自分が最初に知ったのは中学生になりたての時、不良ではなくどちらかというと不良を怖がりなるべく避けていた人間でしたが尾崎は好きでした。
彼のまっすぐな大人に対する感情は、思春期に聞くと心揺さぶられるのですが、大人になった今でも共感することばかりです。
BOOWYがいて、ブルーハーツがいて尾崎がいて、この時代に青春時代を送っていた人たちをすごく羨ましく思います。
この時代で思春期を迎えていたら自分はどんな大人になっていたのでしょうかね、
てなわけで今回は長くなったのでここまで
第4世代~第7世代は後編で紹介します。