全力クボタイムズ

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お笑い芸人は世代分けされてるのに何故アーティストは世代分けされないのか だったら俺が決めてやる[後編]

⚠︎この記事は後半です

前回の記事はこちら

https://kkrock.hatenablog.com/entry/2020/07/13/205043

 

ここ最近仕事が忙しすぎてブログを更新する暇が無かった

前編を書いてから3日空いてしまいましたが改めて後編を書きます

お笑いは世代分けされてるのに何故アーティストは世代分けされていないのだろうかという疑問からこの記事を書き出しました。前編では第3世代まで書きましたが個人的にBOOWYブルーハーツ尾崎豊が好きすぎて結局その3組を称えて終わった。

今回は私欲に溺れることなくテンポ良く進めていきます。早速参りましょう

 

第4世代(1990年代)

主なアーティスト

B'z

Mr.Children

スピッツ

XJAPAN

JUDY AND MARY

THEE MICHELLE GUN ELEPHANT

NUMBER GIRL

Hi-STANDARD

 

この時代は音楽の黄金期だと思ってて

バンドミュージックもこの時が1番輝いていたのではないかと思います

かなり絞りましたが上記のバンドの他にもGLAY、L'Arc-en-Ciel、THE YELLOW MONKEYBLANKEY JET CITYが活躍

この世代の特徴はB'z、Mr.Childrenスピッツなどのバンドがオリコンチャートの上位をシングル、アルバム共に独占しまくってる裏で、フジロックやロッキンなどのロックフェスがこの時期から開催を始め、そこでミッシェル、ブランキーナンバガなどの表立ってメディアに出なかったバンドがカルト的な人気を集めていたこと、

そしてXJAPANがヴィジュアル系を浸透させたり、ハイスタがメロコアを浸透させたり、ミッシェル、ブランキーの登場でガレージロックが日本でも浸透し、ナンバガの登場でオルタナティブロックが浸透し、ギターボーカルは全員テレキャスターを持ちだし、模倣犯が生まれまくったものです。

 

第5世代(2000年代前半)

主なアーティスト

BUMP OF CHICKEN

RADWIMPS

ELLEGARDEN

ASIAN KUNG-FU GENERATION

 

すごいメンツです。今や全員何かしら活動すればネットが大盛り上がりするバンドばかり

この世代の特徴は90年代後半のハイスタの登場によりメロコアバンドが増加しまくったこと

そしてそこから派生して生まれたジャンルが青春パンクです。

主なバンドは銀杏BOYZMONGOL800サンボマスターなどです。

メロコア特有のツービートリズムに大人になって聴き返すとめちゃくちゃ恥ずかしくなるような青臭さすぎる歌詞

そのストレートすぎる歌詞は当時の中高生に刺さりました。

そしてBUMP OF CHICKENの登場でさらに音楽界は変動を迎えます。

彼らが奏でる物語調の歌詞は当時の若者に刺さり、藤原基央から影響を受けた人間は前髪を伸ばしまくって、MCの時はボソボソと喋る

前髪伸ばしてるバンドマンは絶対藤原基央の影響を受けてると言っていいくらい影響を与えました。当時は本当にBUMPのパチモンが大量に発生してたみたいですね

心当たりある方は今すぐ前髪をその場で切り落としてください

 

第5.5世代(2000年代後半)

主なアーティスト

凛として時雨

9mm Parabellum Bullet

the telephones

 

よく考えたらお笑い芸人を世代で分けた人ってすごいな

俺には無理だ。こうやって小数点で無理矢理区切るのが限界だ。

5.5世代は残響系と呼ばれるバンドが流行った世代です。

残響系の由来はこの時代に売れた9mm Parabellum Bulletが所属してた残響レコードというインディーズレーベルが由来

なのでその時期に流行ったバンドは残響レコードだろうがなかろうが残響系という言葉で一括りにされてました。

説明しづらいんですよね残響系って…

簡単に言うと訳が分からない音楽…

とりあえず上の3バンド聴いてみてください。初見だと訳が分からない

でも耳に残る。ずっと残響し続けます。

だから残響系って言うのかもしれない。

 

第6世代(2010年代前半)

主なアーティスト

ONE OK ROCK

サカナクション

SEKAI NO OWARI

MAN WITH A MISSION

 

この時期は、オリコンチャートは嵐とAKBばかり、CDの売り上げは下がり曲じゃなくて握手券を買ってると揶揄される時代でした。

そんな中、バンド界ではワンオクが大躍進、今じゃ世界で活動する大物になりました。

そして常に進化し続けるサカナクションがブレイクしたのもこの時期、ダンスミュージックとロックを見事に掛け合わせた画期的なバンドでした。

そしてセカオワやマンウィズなど独自の世界観でブレイクを果たすバンドがブレイクしだしたのもこの時期から、狼とピエロ、一見色物だと思われるバンドが音楽性で評価される時代になっていきました。

 

第6.5世代(2010年代後半)

主なアーティスト

  星野源

  SHISHAMO

  WANIMA

  ゲスの極み乙女。

[Alexandros]

 

なんといってもこの世代の象徴は星野源でしょう

デビューの時期は第4世代の彼ですが、実は前々から評価が高いアーティストでした。2016年に「恋」が大ヒットしてから日本の男性ソロシンガーのトップに君臨したと言っても過言ではありません。

そしてSHISHAMOやドロス、WANIMAなどがCMソングをきっかけにブレイク

特にWANIMAは停滞していたメロコアブームを再熱させる大きなきっかけとなったバンドです。WANIMAのブレイクと同時に04limited sazabysやヤバイTシャツ屋さんなどのメロコアバンドもブレイクを果たします。

そしてゲス不倫で話題となったゲスの極み乙女。セカオワが流行って以降変わったバンド名を付けるのが流行った気がするんですよね、なんだよ「ゲスの極み乙女。」って、「ずっと真夜中でいいのに」って、曲名かよ

 

第7世代(2018~2020年)

 主なアーティスト

米津玄師

あいみょん

king gnu

Official髭男dism

 

現在の音楽界を賑わせる第7世代

2018年からにしたのは米津玄師の大ブレイクが影響しています。

彼の登場からすごく音楽界は変わったと思う。

特別大ファンでも信者でもないけど本当にそう思います。

元々VOCALOIDで曲を挙げていた米津玄師、ボカロP時代からその人気は凄まじく、顔出して歌ってもこんな売れるのかと驚きました。

彼のブレイクは今まで、ライブハウスで演奏したり、CDを手売りで売ってデビューしてた時代を大きく変えるきっかけになりました。今や多くのアーティストはyoutubeなどで音楽活動しています。インターネット発ミュージシャンの先駆け的存在であり、1番の成功者といっても過言ではないでしょうか

分かりやすく言うとHIKAKINみたいなものです。

そして、あいみょん、髭男、king gnuが米津の後を追うようにブレイクしました。3組とも個性はバラバラ、そして何か新しい

今の時代我々が求めてるものは流行ではなく目新しさなんでしょうね

これから先どんなアーティストが出てくるか楽しみです

ではでは